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No.21「ホスピタリティによりエンゲージメントを構築する」

 今回、あらためて原点回帰ではないですが、弊社の人材ソリューション事業主をなしているホスピタリティアウトソーシングの意義に関して考えてみたいと思います。

 本事業を開始した際、「ホスピタリティアウトソーシング」=「クライアントの価値向上に貢献すべくホスピタリティある対応を実践できる人財の支援事業」ということとし、いわゆる人と人とが接する業務、具体的にはツーリズム業界や小売り・販売業界を主たるターゲットとして想定をしておりました。

 当初の想定以上に現在は数多くのクライアント様とのお取引を通して、ご依頼いただく領域が拡大をしています。現在、弊社のソリューション領域を棚卸ししますと「ホスピタリティアウトソーシング事業」「教育・研修事業」はもちろんのこと、「HRテック事業」「ステークホルダーとの信頼関係構築事業」「セールスプロモーション事業」「BPO事業」など領域が拡大しております。
ただ、その中心にある「ホスピタリティアウトソーシング」という考え方はぶれることなくクライアント様へもってご支援をさせていただいており、当事業がなぜクライアント様からご指示いただけるのかを深く考えてみました。それが今回のタイトルにある「ホスピタリティアウトソーシング」は「エンゲージメント構築事業」であるということです。

 そもそも考えれば、「サービス」は“上下従属関係”を構築するものである一方、「ホスピタリティ」は“相互依存関係”を構築するものである、と定義されています。クライアント様がお客様とのエンゲージメントを構築する、つまり“ロイヤルカスタマー”になっていただくために「ホスピタリティ」が必要であることはもちろんのこと、強い紐帯のある組織構築や株主や社会から深い信頼関係を構築することも含め、その考え方のベースに「ホスピタリティ」は必須なのです。

 結果、当初想定していなかった業界から幅広くクライアント様よりご依頼をいただけるようになりました。ホスピタリティアウトソーシング事業が徐々に拡大できたのは、ひとえにクライアント様によって私たちも気づかされ、成長させていただけたおかげです。

 皆様に支えられて事業ができていることに改めて深い感謝の気持ちを忘れず、その感謝に応えるべく私たち自身が更なる成長を図ることをメンバー一同、強く決意し、今後も尽力してまいりたいと思います。