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2022.09.14
Column
No.28「”一日の計”は朝にあり」
「一年の計は元旦にあり」ということわざにあるとおり、元旦に今年一年の目標や計画を立てられた方も多いと思います。
このことわざに似たものとして、「一日の計は朝にあり」というものがあります。一日の計画は朝の内に立てることで、計画的で、有意義な一日を過ごす事ができる、という意味になります。
私自身、早朝出勤を始めて随分と経ちますが、出社してまず実施することは前日に作成した“To Do リスト”の見直し。前日の疲れた頭で作成したリストには、抜け・漏れがあることも多々あり(筆者だけかもしれませんが・・)、すっきりとした頭で一日の計画を考えると、その日にすべきこと以外にも、前日の振り返りや、その先のことを先読みして事前に段取りすべきことなどが見えてきます。自然とPDCAサイクルを回していくことにつながり、少しずつですが成長に繋がっていると自負しております。
自らを振り返り、自らを律するためのこの朝の作業にかかる時間は、ほんの5分程度。眠っていた思考回路もスイッチがオンになり、いざ始業時間、と言う頃にはある程度の業務が完了することができ、当日発生する突発的な業務にも柔軟に対応することができます。
この「一日の計」を可視化する“To Do リスト”ですが、作成のポイントとして、3つあります。
【1】月次・週次・日次の使い分け
→周期の違うPDCAサイクルを可視化することで、日次のPDCAサイクルが正しいものかを確認できるとともに、先読みした作業も可能になります
【2】日次の作業項目は8割に抑える
→日々突発的な業務はつきものです。当日、レスポンス良く対応するためにも、日次の作業項目は8割に抑えるようにし、時間的な余裕を確保するようにしております
【3】必須項目と時間があれば対応する項目とを色分け
→事前に実施すべき作業などを挙げだすと終わりが無くなります。そこで、当日必ず完了すべき作業と、時間があれば対応する作業とを色分けし、時間があれば対応する作業に関しては、上記【2】の突発的業務が発生しない際に作業をするようにし、できる限り、作業量の平準化を図るようにしております
皆様なりの“To Do リスト”作成ポイントがあると思いますが、上記ポイントも皆様の参考になればと思います。
ちなみに筆者が元旦に立てた「一年の計」は、当事業における中核となる3本柱の完成です(3本柱の中身に関してご興味ある方は是非ご連絡を・・)。「一年の計」を達成する為に、今日からまたコツコツと「一日の計」を立てていきたいと思います。